「がんばりすぎなさんな。」

日頃、家族や大切な人とどんな言葉をかけあっているだろうか?
たとえば、朝の会話。
「おはよう」にはじまり、「いってきます」「いってらっしゃい」まで。
忙しい朝の時間の会話は、短くも、実は1日のはじまりにとって大変重要だ。

毎日そんなに話すこともなく、そんな時間もなく・・という日がほとんど
であるが、相手の様子を気遣いながら、なにげない言葉をかけることは
大切だ。

出かけるときの一言。これで一日が決まるということもある。
私の場合、最近この一言で大変救われた。
「がんばりすぎなさんな」

今、公私ともにがんばねばならない時だからこその、言葉だろう。
あんまり、がんばらなくていいよ。
という意味。
この言葉に対して
「うん」とはいわず、
「いや、がんばるわ」
という言葉を返す。

一見、おかしな会話であるが、これでいい。
相手を見守りながら、なにげなく気遣っている。

たった一言でも、報われたような、すーっと余計な力が
抜けるような、それでもって新たな力も沸いてくるような
気がする。

がんばりすぎず、ほどほどに。
がんばれ!といわれないのが、頑張れる秘訣になっているのかも
しれないが。
とにかく、今の私にはありがたい言葉であることは間違いない。

と、毎朝、パートナーはじめ、いろんな方が朝のエールを与えて
くれている。
やっぱり、1日はあったかいコミュニケーションからはじまるのがいい。

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