司法書士の知人。本当にこの仕事がぴったりな、きめ細やかなところに気が利く、素敵な女性司法書士さん。
もともとは、この職業には広報やPRというのは規制等もあり、他の仕事とは違って難しい面もあったが、自分がやっている仕事をちゃんと伝えたいという思いで、私の勉強会に参加いただいた。
そのご縁で、10年以上、公私ともにおつきあいいただいている。
司法書士にも広報力を!との提案で、業界での勉強会を担当してもらったことも貴重な経験になった。
法律を勉強し、身近なところで役に立ちたいと、今ならまさに事業継承、相続で大忙しのこの業界。身寄りのない方にも寄り添い、まさに人生の締めをお手伝いいただけるありがたい存在だ。近くに住んでいたら、私もお世話になりたいぐらい・・。
元気に活躍され、地道にニュースレターも発行され、活躍を続ける彼女が、今年になってがんがみつかったとの連絡・・・。
「これから、治療に入りますので」
メールではあったが、彼女らしい、落ち着いた声が聞こえてきたようだった。
それから、コロナもあり、どうされているだろうかと思いつつも、良くなったら必ず連絡が来るのでこちらからは・・・と気になっていたところ、
突然、ニュースレターの最新号の添削を求めるメールが舞い込む。
「もう、仕事ちゃんとしてるやん。元気なんだ。よかった~」
そのレターの中にも、ご自身の近況が綴られ、
「がんサバイバーになりました」と病気のことも、平常心で報告。
ブログもずっと続けており、そこに闘病日記として、今回の経験を綴っている。さすがの仕事人!できることをやり続けるその姿勢に頭が下がる。
http://sekikawa-haruko.cocolog-nifty.com/
なんだか彼女の仕事への復帰ぶりと、この平常心に触れ、ああ、強い人だ。私も見習おうと逆に元気をもらう。
いざというときもしっかり冷静に対応できる力。
ここが、問題解決、克服には不可欠だ。
彼女の完治を応援しながら、私もサバイバーなる生き方を、もっとわりきって
しなやかに・・と思った次第。