しみじみ、ふたり同窓会

テレワーク、オンライン●●、リモート●●・・・。今年生まれた多数の新たな概念。すっかり定着しつつある。
「密」にならないことについて、無意識に行動するようにもなっている。
習慣とは、意識すればたちまちに身につけることができるのだと、今回のコロナから学ぶことは多い。
そんななかの新たな動き。
同窓会や大勢で集まることはなかなか厳しいが、
個別に会うのは、悪くない。
コロナが何かのきっかけになっているかどうかは別として、このところ懐かしい人たちと個別に会い始めている。
珍しく高校時代の同級生がネットからアクセスしてきた。ブログを見て連絡してきたのだ。しみじみするメッセージに、では久しぶりに・・。となる。
また生前ご無沙汰し続け、突然死してしまった従兄弟の奥様・・・この方とも偶然の再会から、連絡を重ね、お会いすることに・・・。
四半世紀交流を重ねてきた印刷業界の仲間とも、コロナ後、初の再会、久しぶりにそばでも一緒に・・・。ということになる。
ふたり同窓会。
わいわいではなく、しみじみ語り合う。
そんな時間が今、とてもありがたい。
マーサではなく、「いまおちゃん」と呼ばれていた時代。
ちょっと恥ずかしいような時代にタイムトリップすることが、ルーツの見直しにもなったり・・。
今、自分が歩んで来た道を、その道中に出会った人との再会から、あの頃その頃に戻りつつ、今をみつめるのは懐かしいくせに新鮮だ。

コロナ禍のふたり同窓会。なかなか、いい。

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