イメージを膨らませる楽しい仕事

創造は想像。
何かゼロからカタチをつくる仕事は、まるでそれが存在しているかのように、頭の中でその世界をつくることからはじまる。それは自分の過去のさまざまな日常であったり、旅の思い出であったり、昔聴いた曲であったり、ある人の言葉であったり・・。いろんな引き出しの中から、今つくりたい世界に合う素材を引っ張ってきて、それを文字にしたり、メロディにしたり・・・。
筆が進んだり、音が出てくるのは、何かにいきついたときだ。
「あ!これだ」具体的な絵に結びついたとき、めでたくアウトプットとなる。
イメージを膨らませ、さまよっているプロセスは苦しいけれど、楽しくもある。
常にイメージしやすいように、さまざまな世界に触れるようにする。
懐かしい町の風景の写真、動画、映画、音楽・・・。常にいろんな空気に触れるようにする。
見た、聞いた記憶は、自分の引き出しに自然とインプット。
創造とは、その素材と自分の想いを掛け合わせていく仕事だと思う。
真のクリエイティブは、AIにはできない仕事と、思っている。

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