「一日人生」ということにして。

人はそれぞれ、さまざまな悩みや苦しみがあって、それらと向かいながら生きている。日々、喜怒哀楽。いろんな感情を人との関わりのなかで、抱きながら、葛藤して生きている。
悩みや苦しみは、ずっと抱えていると疲弊する。
心の奥底から拭い去れないこともあるけれど、1日を終えるときに今日おこったいいこと。それを3つ挙げてみて、ああ今日という1日は良かったのだと毎日を閉じて、眠りたい。
そして、朝になったら、新しい1日という人生をはじめたい。
ずっと続くと思うとつらいこともあるときは、とくに1日1日で心の清算をしたい。
自分がしんどい以上、もっとしんどい中で生きている人もいるはずだ。
まだ1日を有意義に過ごせるだけの素材に恵まれているだけ、本当に幸せだ。
一日一日を重ねていく。そうすればきっといつか大きな山も乗り越えていたことにあとで気づけるだろう。
とにかく、人生の最小単位は1日。これを無駄にすることなかれ。
今日悔いなければ、それでよし。

さあ、今日も今日という新しい人生が始まる。

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