夜型と朝型のリレー。

午前3時あるいは4時。そんな時間でのメールにすぐ返信がある、あるいは先にメールが届いている。
そんな時間帯にやりとりできる相手に出会った。
「夜型の4時ですか?朝型の4時ですか?」
という投げかけに、その方は「夜型の4時ですよ」との答え。
自分で会社を立ち上げ、原稿書きや企画の仕事をされるなか、この夜型の生活が
標準になられたようで、もちろん朝取材があったりすれば、それには対応する。
アポイントがなければ、夜明けとともに休み、午後から仕事を再開。というサイクルとのこと。五木寛之など、作家の暮らしみたいで憧れたこともある。

私の場合は、朝型の4時だ。
独立して20余年、ずっと朝型で、そのスタート時間は当初より早まっている。
深夜、未明からでも開始時間はともかくとして、目覚めてすぐ走り出す力を有効活用したいと思ってやっている。そういえば、今はなき、作家の野村正樹さんも朝型を提唱する方であり、あのライフスタイルも今は懐かしい。

夜型の方は、夜の深まりと静けさの中で、だんだんと考えが湧いてくる、いい案が浮かんでくるだろう。夜は考えるのにふさわしい、自分との対話に最適だ。
自分もたまに、夜型になることがあるため、制作や企画の仕事には夜が向いていることは納得する。1日過ごすなかで、テンションをピークを夜に向けていく感じだ。

朝も夜もどちらも良い。昼は活動の時間。その前後をどう効果的に使うかは人それぞれ。

最近面白いのは、その朝3時、4時に起きてがんばっている仲間がいるという感覚だ。あの人もがんばっている!私もがんばろう!という感じだ。

そして、夜型の人から、朝型人間はバトンを受け取って、そのまま走り出す。
「じゃ、私はここらで。」
「じゃ、私はここから。」
とがんばりのバトンを渡す。

ということで、今日はちょっと早い朝型のはじまり。夜型の仲間も頑張っている時間。誰かががんばっているというのは、何かしらやる気が高まる。いいものだ。

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