最近、コロナを通じて、いろんなことを考える。
人間という生き物、人間同士のかかわり、いわゆる人間関係も含めてである。
まず、このコロナが人間に教えたことは、「あんまり近づくと危ないぞ!」
ということだ。
だから、マスクをして、距離をあけて、関わり合っている。
カラダが近づくと、危険なのだ。2メートルの距離。ソーシャルディスタンス。
言葉は定着、行動もまあまあ、定着か。
では、コミュニケーションの世界では?
最近はSNSの発達により、知らない人とでもいきなり、急接近することが可能となった。また匿名でも、コミュニケーションすることができる容易さがある。
世界を広げる、誰かとつながるという点でのメリットもある。
一方、その反面、近くなりすぎてしまい、距離感がわからなくなることも
あるのかもしれない。犯罪を生むことも少なくない。
誰にモノを言っていいのか、誰に言っても良いことなのか?
相手もわからないから、もちろんその距離感もわからない。
本来は、使う目的、対象によって、手法も異なるはずであるが、何か新しい手法が出れば、それにのっかる、とびつく。そんな風潮が続いている。
コミュニケーション面での距離感。この大切さを最近、痛切に感じる。
コロナとSNSも密接だ。
もともとあった人間関係とか社会のありようをつくるコミュニケーション自体が変わってきている。
ココロもカラダも含め、
今一度、自分が自分らしく健康で安心して生きていくために、ちょうどいい関係、いい距離感についても、考えたい。
いずれにせよ、近づぎすぎないこと。が安全かも?