人生のお荷物は、はっきりいって困りものだ。
まずは、自分が誰かのお荷物にならないように気をつけなければならない。
荷物とは、誰かにもってもらわないと動けないもの。
自分から動くことはできないもの。
もちろん、意味がある、役に立つモノもあるが、年を重ねるにつれ、
本当に必要なものは選び、絞っていくべきと思う。
最後、亡くなったときに、何もなしで、できれば自分のカラダ自体も
どこかに寄付をしたり、実験に使ってもらうぐらい、何もこだわらず
フェイドアウトしていくのが、私の思う、美しい終わり方だ。
最後まで荷物満載の人生は、他の人に迷惑をかける。
今、そんなことを考えながら、人生に一番大切なことは、
荷物が少ないこと。むしろ、心のなかに、いっぱいいい思い出を
残しておくことが、いい終わり方だと思うようになってきた。
荷物はほとんど、ゴミになる。
自分にとってお宝であっても、人から見ればゴミ。
そして、何を大事にしてきたか・・で多くのものは捨てられる。
荷物がいっぱいだと、背負うことに必死になる。
そろそろ、荷物を少なくして、身軽に生きたい。
と、最近、思うことのひとつである・・・。