岐阜新聞でのロビーコンサートはもう3年以上続けている。ふるさとへのささやかな元気にお返しのつもりで、隔月開催。おかげさまでリピーターのお客様、新しい方など増えてきた。今年も!と意気込んでいたところ、コロナの影響で中断となり、4か月ほど・・・。
久しぶりの開催。主催者側である新聞社も熟慮に熟慮を重ねての決定であっただろう。7月からの再開。そして、昨日が私の出演日。
予約制になったこともあり、おかげさまで早い時期に満席になった。といっても、席数が、通常の半分以下の20名限定ということもあるが・・・。
さて、飲食店同様、客席の間隔を大きく開けての着席をお願いし、全員がマスク。演奏する側も、いろんな注意が必要だ。
まず、通常のライブのように、お客様に接近したりしないように気を付けなければ。一定距離のところで、マスクでMC。はきついと思い、自家デコレーションのアクリル持参でMCすることに。
そして、この数か月に感じたことを踏まえたプログラム。当たり前が当たり前でなくなった今だからこそ思うことを表現する曲目を選定。
ふるさと、人生、愛…それらをテーマに。そして生誕250周年のベートーベンの
メロディも少しおりまぜて、コロナや豪雨で被害に遭われた方々への思いを寄せたレクイエムも・・・。でも、湿っぽくならないよう最後は元気に締める。
初めてのウィズ・コロナコンサート。お客様がマスクをしながらも満面の笑みで
おられるのが伝わってきた。
普段と違う緊張もあったが、なんとか無事終了。あたたかい拍手をいただいた。
あんなときもあったね・・と言える日が来ると思い、今、出来ることを続けよう。また開催できますように。