久しぶりの新潟、東京。
仕事でやりとりしている人でも、実際会えると、違うものだ。
「今日は久しぶりにお会いでき、元気をもらいました。」
という言葉をいただく。
そう。元気というのは、オンラインではなかなか伝わらない。
元気とは、「気」であるゆえ、デジタルでは伝わらない。
そのことを、改めて気づく。
「気」とは、元気、安気、「気持ち」・・・。まさに自然や人とのふれあい、交流のなかで感じる空気の摩擦、交流から、伝わるもの。
とにかく、「気」がつくものは、リアルでないと伝わらない。
オンラインでは、一応、カタチにして、必要最低限のことは伝えられる。いつでも、どこでも。この利便性、スマートさは大変すばらしいが、
残念ながら、目に見えない気を伝えるには不向きである。
心の中まではなかなか見えないが、ネット上よりは、リアルで顔色を見ながら、話す方がよく伝わる。
久しぶりに再会することで、改めて、コミュニケーションとは「気のふれあい」であることを痛感する。
今こそ大切にしよう。アナログコミュニケーション。
工夫して、新しい伝え方で。あったかいもの、ぬくもりある関係をつくっていこう。
コロナはデジタル優勢のみでなく、アナログのすばらしさをも、改めて教えてくれている。