久しぶりに新潟を訪れることができた。
4か月以上 足を運ぶことができなかった。
新幹線に乗り、雨降る町をいくつも越え、トンネルを越えると
穏やかな新潟の町々が車窓に映った。
前来たときは、山に雪があった・・。いつの間にか季節が飛んだ。
青々と豊かに色づく田んぼを横目に、大雨の被災地のことが
別世界のように感じた。
日本は広い。ここにいると、平和を感じる。
しかし、この町も以前、大地震で苦労を重ねてきた。
今の日常は、その経験の上に成り立っている。
新潟の町に降り立ち、いろんな人たちに再会する。
本当にうれしい気持ちになった。メール、オンラインで関係は途切れていないし、仕事も進んでいるが、それでも直接の対面はちょっと感動的だ。
とくに30年以上の交流を続け、また新潟とのご縁を与えてくれた仲間に
再会できたとき、本当にありがたく、再開できたということのありがたみを改めて思った。
何があっても変わらない。
何があってもつながりつづける。
その関係が今回改めて、本当にうれしく、胸がいっぱいになった。
厳しいときこそ、今自分が生きていることをちゃんとみつめよう。
活かしてくれている、今日までの道をつくってくれた人たちのことを
思い出し、心から感謝しよう。と、そんな気持ちになる。
長く付き合える人。この人との関係はホンモノだ。
人生、いろんな出会いがあるけれど、そろそろ増やすのではなく、
厳選し、大切にしていくこと。そんなことにも気づかされた、
このコロナ禍・・。。
気が付けば、みんな前を向いて走り始めている。
そして、今回の経験でより成長しているようにも感じる。
「コロナの影響で・・」この枕言葉が、「あんなときもありましたな~」
といい思い出になるよう、そんな次世代に向かって走り出している仲間たち。
会えなかった時間のお互いの成長、変化を確認できることは、何よりの
宝物。
何があっても、途切れない心の観覧車が、新潟でも回っていることが
うれしくて・・・。