高齢化社会というけれど、単に年寄りの数が増えるだけの、要介護者が
うようよたくさんいるだけの社会では、意味がない。
何のために生きるのだろう。何のために生きているのだろう。
本当に複雑な気持ちで、そんなことを最近、強く感じる。
人として生まれた以上、人生を有意義にするために、勉強したり、世の中の役に立つように努力したい。
歌を歌う、ピアノを弾く。料理をする。文章を書く、絵を描く、写真を撮る・・
何でもいい。自分の好きな世界で自分を活かせることができれば、幸せなはず。
単なる長生きは苦しい。そうなるか否かはそれまでの積み重ねに尽きる。
ふと、
人間は、自分で世界のサイズを決められるのではないか。
と最近思う。
自分が多くの経験を積み、学び、いろんな出会いを大切に生きていくと、
おのずと世界が広がり、さらに開く。
一方、経験を生かさず、何も考えずにただ生きていると、世界は広がらず、
年とともに閉じていく。
世界が閉じる生き方をするぐらいなら、長生きはしなくていいかな。
生きている限り、世界を広げ、自分を成長させていきたい。
世界の大きさを決めるのは、自分自身。そして、それは一生の住処にもなる。
と、日々の複雑な気持ちを抑えながら、
そうありたいという自分の信念を持ち続けたい。
自分が生きる世界だから、自分が大きくすればいい。
そう、人生には無限の可能性で満ちている。