人生の結びのひと言を。

いつ、何かおきるかわからない毎日を送っている。

もしも、のとき、自分は誰に何を言うべき、伝えるべきかについて、最近考える。予期できぬ別れが、ある日突然訪れることもあるかもしれないため、お世話になってきたすべての人に伝えることは難しい。

せめて、目の前の人たちには、感謝を。
それだけである。
「ありがとう」この言葉を、笑顔で言えたらいい。
「ごめん」で終わるよりも、「ありがとう」がいい。
どこで締めくくりになるかわからないため、どんなときも、会える人に
感謝の気持ちを示しておきたい。

どこで幕引きになってもいいように、忘れないうちに、伝えたいこと、思いは
ちゃんと届けておこう。

最後の一言で、人生の結びは決まる。そう考えると、なかなか難しい。
モノやお金を遺す以上に、言葉は大切に考えなければ。

受け取る言葉は生涯、消えない。宝にも傷にもなる。

感謝を込めて、いい締めくくりを。ステキな結びを。

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