コロナの影響は、ビジネス、教育、いろんな面で影響があるが、現役世代のみならず、高齢者の暮らしにも大きな変化が見られる。
介護サービスを受ける人たちも、デイサービスなどの中止で、外出もなく毎日体を動かすことが難しく、長い一日を過ごすことになる。わが母は、おかげさまで80歳を過ぎても元気で、自転車で近所を往来、みなさんとの井戸端会議も含め、食べ物の物々交換をしながら平和に生きている。洗濯、ゴミ出し、草取り、買い物、近所の喫茶店、、、。ただコロナの影響で旅行や老人会、農協などの行事イベントもなくなり、日々の暮らしに、変化がなくなったようだ。暇だから、友達と話しながら、手作りマスクをもらった、野菜とおかずを交換したなど平和な日々を過ごしている。そんな母から、
「なんか、毎日同じことの繰り返しやな。」
最近の毎朝メールにそんなことが書いてある。そうだ、コロナ前は生活に変化、バリエーションがいろいろあった。
自粛要請で、大きな変化がなくなったことで、本来の暮らし、当たり前のことに否応なしに気づいたようだ。
確かに、生きるとは、毎日の繰り返し。同じようなことの繰り返し。目覚めて食べて、、、そして眠りにつく。単調な1日の中でも小さな変化や発見があるだけで、うれしくなったr、ハレ気分になれる。
コロナは人間に生きる本質を教えてくれる。母の何気ない一言でこちらも気づきをもらった。
イベントがなくても、人生は楽しく生きられる。