先に旅立った、想人へ。

その人からの3月半ばに久しぶりに入ったメッセージにはまるで、もう会うことはなく、最後のようなお礼とご挨拶の内容であった。いろんな場面を思い出し、ありがとう・・・幸せに生きてください・・・と。
ここ1~2年の間にいただいたメールは、いつもいつも、頑張りすぎないように。私のようにカラダを壊すから、ほどほどに・・・と何度も心配のお声をいただいていた。

縁起でもないお別れの言葉を打ち消したく、メッセージを受け取りすぐにお花を送ってみたり、桜の花のカードを送ったり・・・そして、絶対に生きておられると信じ、今度はピアノ型の絵ハガキを送ろうと買ってきた。せめても・・笑ってもらおうと・・。
その買い物から戻ったら、共通の知人から訃報が入った。
地元の病院で1週間前に亡くなり、コロナのこともあり ごく身内でお送りされた・・とのことであった。

まさか・・・。しばらくなんともいえない空気が全身を包んだ。
この瞬間だけは来てほしくないと思っていたのに・・。

経営者として、地域のリーダーとして、人として、女性として尊敬でき、また心から共感し合える人であった。新潟の仕事で出会えた、かけがえのない方。
元気なときには姉妹で東京のライブにも来てくださった・・・。発病してからも新潟のディナーショーに・・・。

10年前に作ったオリジナル曲「想人」のモデルである美智子さん。
長らく本当にお疲れ様でした。
本当に責任感にあふれた、信頼できるお方でした。

コロナ感染のこんな時期に人生を終えるとは、これもまた・・・。
この先はもっと大変な世の中になるから・・・。ということか。

東日本大震災、そしてこのコロナ。
一大事のときに、かけがえのない人が旅立っていく。

心から感謝を込め、ご冥福をお祈りしたい。
美智子さん、本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。
あなたが作ったブランドは、これからさらに応援していきます。
それがせめて、今、私にできることです。
悲しすぎて、思わず商品をネット注文しましたよ。
今こそ、社員を応援しなければと思ってしまいました。

一足先に旅立たれましたが、ぜひまたお会いしますね。
ずっと見守り、笑っていてくださいね。
天国のお母さまが喜んでおられることでしょう・・。

本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました!
これからもずっと、あなたを想っています・・・。
感謝と祈りを込めて・・・。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク