トンネルの先を想像する週に

会いたい人に、会わねばならない人に会えない。
人との距離を意識しなければならない。
今回のウイルスがもたらした不便と不幸はここにある。
会うと近づくと感染する。
なんと怖い病気だろう。
遠隔、距離がこれからのコミュニケーションのポイントになる。
ITがインフラになっている現代でよかった。
ネットが使えない社会でこのウイルスが広がっていたら
どうなっていただろう。
一方、グローバル化が生んだ感染でもあるから、100年前には
この感染はなかったのかもしれない。
そんなことを考えても、想定外続きのこの深刻な事態には
気を引き締めて取り掛からねばならない。
トンネルを抜けた後には、何があるのか?

人はシンプルな生活を求めるようになるだろう。
贅沢は求めなくなるかもしれない。
旅行にはしばらくは、怖くていけない。

今回の自粛で、生きるために何が必要なのかは少し
見えてきたような気がする。
生存に本当に必要なものこそが、生き残る。
有形、無形を越えて・・・。

商店街のシャッターが、SCのテナントが閉まっている今
これを再び開けるときに、前と同じ活気がすぐ戻らない
事も想定しつつ、どう生きるのか。どう仕事するのかを
閉まっているうちに、よく考えなければならない。

STAY HOME期間は、テレビを見て、ネットで
買い物しながら、お菓子を食べている
のんきな時間であるだけではだめで、自分で次の生き方を
考え、準備しなければだめだ。
この自粛期間が終わったあと、世界が元に戻ることはない
のだから。
コミュニケーションの距離が変わることで、
自分への影響をシビアに考えなければならない。
このGWの過ごし方は、その後の勝敗を決めるかもしれない。






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