マスクコミュニケーション!

この2か月で、こんなにも品薄になると思われていなかった商品、マスク。
日本中が、そして世界中が一様にこれで口元を覆っている。
このブログでも、何度もマスクネタは出ているが、前にはまったく話題にも
ならず、お世話になることも少なかったし・・・ある意味、今は残念な事態。
世界中が病気だ。感染とは病気の拡散・・・。今のネット社会に似ているような・・。
ドラックストアに早朝から並ぶお年寄りたちもマスク目当て。でも最近は開店時に必ず入荷しているかどうかわからないという不安定な供給状態。
一方、手作りマスクが人気のようで・・・。ちょっと手先が器用な女性たちは
型紙を入手し、思い思いの柄のマスクをミシンでつくるようだ。

すでに私にも何名かの方から、マスクをあげると言われ、ありがたい限り。
どこかの知事さんもご近所さんからもらったマスクを付けていたが?
多いのは「器用な友達が作ってくれたので・・」という声。
器用な友達が周囲にいると、ラッキーかもしれない。また器用な人はこれが小さなビジネスチャンスにもなる。先日はある地方の和装店で手作りマスクを1枚800円で販売していたし、福祉施設が運営する作業所でも「手作りマスクあります」と入口にポスターを掲げていた。

このたび笑えたのは、ある方が器用でマスクを何枚かつくって、私の知り合いにプレゼントされ、たまたまその1枚を私がいただくことに・・。
「ちょっと、これゴムがきついかも・・・」
とそんな話をしているときに、その作られたご本人が登場され、
「マスクのゴムを交換して。いいのがあったので~」と代えのゴムをくれた。

どうやら、最初にいただいたマスクについていたのは、なんとパンツのゴム!だったようで、よく見ると太い。だから長時間していたら痛くなる。
今回はもっと細いゴム紐をいただいた。

家にあるものでつくるという発想がすごいと思った。

このコロナは、実はいろんなことを教えてくれる。

手作りの良さ・・を教えてくれているのも、今回のコロナから。

そういえば、派手なマスクを着せ替え人形のように着替えて、「外に出るときはマスクをしよう!」なんて歌を歌って、YOU TUBEに出ていたシンガーもいた。
気が付けば、今まさにマスクがコミュニケーションツールになっている。

リアルコミュニケーションに欠かせない口元。これを覆うのは本当にしんどい。
はやくマスクから解放される日が来るように・・・。
マスクはわき役がいい。口元をしっかり見せて対話できるように!
今日も一日も早い終息を、心から祈る。


カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク