生きていること、すなわちコミュニケーションすることだ。
元気であればあるほど、コミュニ―ションが活発になる。
ついつい、感情も入ってしまう。
とくに、身近な存在になればなるほど、感情的になる。
遠慮とか配慮よりも、自分と相手を同一視するのか、わかってもらえる
という甘えか、わかってほしいという期待からか、ついつい感情がこもってしまう。
お恥ずかしいが、今も親子でそんなコミュニケーションになってしまうことが
ある。
相手がその元気さのあまり、80歳を超えた高齢者であることを忘れ、
ついつい言いすぎてしまったりもする。
感情を込めることも大切であるが、基本的にコミュニケーションはどれだけ
言うかではなく、相手のことをどこまで受け入れることができるかによって
幸福感も変わってくる。
広い心を持っている方が、うまくいくのだ。
通じ合わないことをいつまで言い合っていても、すれ違いで疲れだけが
残る。理解し合えないと思えば、そこは諦めて
ほどほどのところで、ま、いいか。と力を抜いて、寛容に受け入れる
ことも大切だ。
広い心で。
コミュニケーションはまず受け留めよう。受け入れよう。
いつまでも成長しないで全力投球するのも、そろそろ卒業だ。
力を込めればいいというものではない。
ま、こうやってできるのも、相手が元気なうち。