本当に申し訳ないけれど、今、外国人観光客が少ない町に落ち着きを感じる。
京都はとくに、つい最近までの騒々しさとは、まるで違う。
やっと、普通にバスや電車に乗れる、町を歩ける・・・・。
インバウンド客の来日で恩恵を受けてきた方たちには、今回の新型コロナウイルスの影響によるダメージは大きすぎると思う、お気の毒とも思う。
しかし、もともと、京都はこんなもんだった。
とくに京都の2月は観光客が少ないのがひと昔の常識。寒くて入洛する人が減って、そのときが本当に京都を楽しむチャンス。で、修学旅行のある春と秋は人出が増えるので注意・・・・。なんてみんな思っていた。
と、そんなサイクルも、近年は季節を問わず、あっちこっちからの訪問。
中国人がいなければ、商売が成り立たない・・・。インバウンドのおかげ?
と京都だけでなく、日本中が湧いた、駅も電車も混んだ。
・・・が、まさに、今はその勢いがぴたっと止まり、静かな町が久しぶりに戻った・・という感覚。
活気はいつ戻るのか?オリンピックには?
しかし、個人的にはずっとこのままでいい。
私たちが知っているもともとの京都の賑わい、静けさのままでいい。
異常な京都は、今回のコロナ感染でもうおさらばしたい。
と、感じている住民の人も少なくはない・・・かも?
今、京都はベストシーズンである。と言ったら、怒られるかもしれないが、
この状況はいろんな意味で、重要だと思っている。