京都のデザイン系の専門学校の作品展を見学する機会を得た。
専門学校で学ぶ期間は2年。この短い時間で、実社会で活かせる力を養わねば
ならない。大学で勉強するより、より目標が具体的かつ現実的になる。
企業に入って即戦力として活躍できる。少しでもそんな力を養いたい。
そんな思いで、学生たちが自分のもてる力をさらに伸ばすべく、日々勉強している。
いい作品、デザインが表現できたとしても、独りよがりな世界では社会では
通用しない。社会と交流し、人々に受け入れられるデザインを考え、表現できる力を身につけること・・が、彼らの課題。
今回の作品展、いやはや、高レベルであり、これが未成年の若者たちの作品か?
と思うものが大変多く、また実際に企業連携もさかんに行っているということでその事例を拝見したが、予想以上の取り組みで、この学校のチカラを感じた次第。
一緒に見学した企業のみなさんも、この作品のレベルに驚かれた。
学生たちは、作品展示とともに、自分の作品を来場者にプレゼンするべく
会場にスタンバイしていたが、プレゼン上手な学生もいれば、恥ずかしがり屋もいて・・。これもなかなか楽しい時間であった。
企業はもっと若い人のチカラを借りるといい。
そうすることで、学生もその企業に興味をもってくれるようになる。
そこで働くことになる場合もあれば、応援してくれる場合もあれば、さまざまだ。
京都が好きなのは、いろんな才能に満ちた学生がたくさんいること。
個性豊かな若者がたくさんいること。
この可能性を引き出し、企業の新たな魅力づくりをもっと推進していければ・・。
日本が元気になるポイントがここにあると実感した。
若者の夢を叶える応援、企業が元気に存続し続ける応援。
両方していこうと思っている!