分かれる、離れるパワー

どんなことでも始めるときは、わくわく、協力、団結。一緒になることに胸膨らむ。でも、その契約、取り決めを終わる日がいつか訪れる。
人も国も、永遠に同じ関係ということはない。
すべてどんどん変化し、別れたり、離れたりすることもある。
今回のイギリスのEU離脱。この2~3年、どうなるかが世界が注目してきたし、その動きを見て、日本をはじめ各国の企業もやむなく対応を取らざるを得ず・・・。
変化に対応する力とは、まさにこういうときに必要なようで、早くより良い方法を選び、判断し、実行しなければならない。そんなことも学んだ。

30代の前半に二度三度、ロンドンに行ったことがある。が、通貨はポンドのままで、両替していかねばならないため、EUの中のイギリスというのは異色だと思っていた。加盟して約半世紀、イギリスは他の欧州諸国とは違う路線を歩んできたのかもしれない。そして数年前から、離脱の動きがはじまり、揺れに揺れたが、このたび、イギリスは正式にEUに別れを告げることとなった。

安定、安泰と思っていたことが、ある日違う方向に向かうこともある。
結婚もそうだ。一生同じパートナーでいく人もあれば、そうでない場合もある。
会社もそうだ。創業するときと、廃業するとき。
何でもはじまりがあり、終わりもある。

ずっと同じままではいられない。

そのときの判断、決断がとても重要だ。

今回のことを強力に推し進めたリーダーは、厳しい道が待っていても

必ず良き方法にいくと未来志向の言葉を残した。

世界は変化し続けている。めまぐるしく・・・。

さあ、これからどうなっていくのか。

先が見えない2020年・・・。正直、そう思う。

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