ときには感情をスィッチオフ。

アンガーマネジメントという学習法があるようであるが、
人間は感情の生き物でもあるから、湧いてくる感情をそのまま
むき出しにすると、人間関係がうまくいかないため、
ときにその学習法は有効であると思う。
医療や福祉、教育関係の仕事をしている方にはとくに効果的かも
しれない。
いちいち怒っていたら、やってられない仕事には有効だ。

仕事だけでなく、介護の場面でも同じことがあるかもしれない。
仕事だと思えば、まだ割り切れるが、これが仕事でなく、
たとえば自分の家族など近しい人との関係となれば、
冷静でいられないこともある。
そんなときに、いちいち年寄り相手に怒ってみても、弱い者いじめみたい
で後味も悪い。

最近は、ときに感情をスィッチオフすることの必要性を感じる。
そうすると、いろんなことがなんでもなく思えてくる。
許すという寛容の気持ちになれない場合は、その手前の処方として
感情のスィッチをOFFにする。
それがうまくできるのも、もしかしたらコミュニケーションクリエイター的には
必要かもしれない。

面白くないことがあっても笑う。そんなことも必要。
もちろんOFFにしすぎることで、ストレスがたまらないように、
思いっきり感情を放出、開放するときも必要だ。

生きることはセルフマネジメントが不可欠。
人に迷惑をかけないために、自分も傷つかないように。

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