気が付けば25年。忘れてはいけない

1995年1月17日早朝。
あの日からもう四半世紀が経ったとは・・・。
阪神・淡路大震災。この週末、改めて思い出す。
あの朝、それを知ったのは、出張先のホテルで観たテレビのニュース。
そのあとクアラルンプールから関空へ向け、すぐに出発、帰国する予定だった。
テレビで見た衝撃の映像。普段よく見たことのあるはずの高速道路の無残な姿。何が起きたのかとドキドキしながら、関空に降り立ち、そこから電車移動はできず、幸運にも私自身は、飛行機を乗り換え羽田へ・・・。
一緒に出張した関西のみなさんは、帰路の手段なく大変な思いをされた。

あれから、25年。

つい先日神戸を訪ねたとき、町はすっかり復興。きれいで活気ある街に
なっていたことに、月日の流れは凄いと思いながらも、知らない人にとっては
何もなかったと思えてしまうな・・とも感じていた。

1月17日が来てメディアが報じることで、あの現実を改めて思い出す。
被災された方、大切な方を亡くした方にとっては、一生忘れることのできない
朝であることも改めて身に染みる。
再び当時の記録映像を観ながら、もしわが家がそこにあったら、家族がいたら・・と思うと、とても他人事とは思えず、胸がいっぱいになる。

いつ、どこで?何が?おきても不思議ではない今日この頃。

後悔のない毎日を過ごさねばと改めて思う。

何も起きない・・無事であること。これが一番の幸せだ。
忘れてはいけない。教訓として学び、生きていかねば。



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