徐々に?すっかりおばさん?

言いづらいことを相手に伝えることは、とてもパワーが要る。
おかしいなと思うこと、不快なこと、どうしても言わないとこちらに迷惑がかかること・・・世の中にはいろんな「撃退したいこと」
があるけれど、往々にして自分の都合でそう思うのである。自分が不快、自分が迷惑と感じるのであって、相手にはそれはわからない。
でも、その不快感をそのままにしておくと、人間関係が悪くなったり、仕事がはかどらなかったり、もっといえば、相手のためにもならない!とかいう正義感も芽生えてきて、おせっかい心も生まれるのである。
最近、自分はそんなとき黙っておられず、うやむやにはしたくないぞ。という思いで、その発信元、対象である人に伝えることがある。
もちろん単なるクレームとか、文句とは思われたくないし、今後のこともあるから、という意味も込めて、ときには面識のない相手に電話で、ときには自分の半分ぐらいの年齢の若い人にも言うべきことは言おうと思っている。
ある若い人に「こういうときはこうしないと周りが困るよ、仕事をうまくやるにはこうした方がいいよ」と進言した。すると彼女はそれを理解してくれたようだ。「教えていただき、ありがとうございます。これからも何か気づいたらなんでもおっしゃってください」とのこと。
いや~。言いづらいことは、そう言いたくないものだ。気づいたら言うのは、すごいパワーが要ることなんだよ。と心の中で思いながら、でも自分自身、それを最近結構やっているな~。疲れを知らないおばさん?おばさんは、恥じらいのない人のことか?いや、安定感がある人か?わからないけれども、素直に実直に生きたいだけだ。自分の中にため込むだけでは何も解決にならないのだから。

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