人に与えられた最高の幸せは、コミュニケーションの楽しさだと思う。
そう思いたいと切に考える今日この頃。
人間は、その字のごとく、人ひとりでは存在せず、人と人の間でいろんな関係が生まれ、交流することで人間社会が成り立ち、生存が可能となる。
コミュニケーションゼロの人生はまず無理だと思う。
言い換えれば、人とのかかわりなしに、人にお世話にならずに生きていける人は
いないということだ。
だから、日ごろから周囲への感謝を忘れず、気持ち良いコミュニケーションをとり、幸せに生きられるよう互いにつとめたい。このプロセス自体で、人間としての幸せは充分感じることができるはず。
何でも受容できること。まずは受け留めることができること。
これは幸せコミュニケーションの第一歩。
そして、相手が受け留めやすいように、ボールを投げ返すこと。
いつも講演や研修で、コミュニケーションはキャッチボールだという話をして
いるがまさにこのballが行ったり来たりし続けることが大切だ。
うまく物事がいえないならば、しっかりきいて、一杯うなづいて、反応すれば
コミュニケーションは伝える。
まずは、聞く。ことから始まるのだ。
ボキャブラリーの問題ではなく、コミュニケーションはどこまでいっても姿勢の
問題だ。
努力して相手を知ろう、相手に伝えようと行動すれば、必ず伝わる。
今、高齢化社会の中で、高齢になると頑固になると、かたくなに言い続けている
老人たちを見ていると、少し悲しい気持ちになる。
そんなこと言っている前に、生きている限り、気持ちよく生きるために
コミュニケーションを意識すればよいのに・・・と思えてならない。
どんな長寿社会になろうとも、いくつになっても、わがままを当たり前とせず、
感謝をもち、コミュニケーションを大切にできる人でいられるように、努力をしていきたい。
孤独であればあるほど、コミュニケーションを意識した方がうまくいくと思っている。