京都の仲間は、東京の仲間と一味違う空気感がある。
東京ほど、バタバタしていない。
どこかゆるやかな、余裕というか、ゆったり感。
それは言葉のせいかもしれないが、
京都の人と話していると、なんだかちょっとこちらものんびりする。
最近、よく言われるのが
「からだ、きいつけてな」
との言葉。
京都弁、関西弁は人情の言葉かもしれない。
だから、多分、好きなのかもしれない。
コミュニケーションをとるうえで、最も大切な言葉。
京都の人は、どうすれば相手が気持ちいいのか、安らぐのかなど
わかっているのかもしれない。
同じ意味、同じ思いがあっても、
表現でこんなにも変わるのだ。
いろんな意味で、京都はやっぱやるな~。
言葉で人がうらやむ、方言はあまりない。
夜、市内のお好み焼き屋に行く
「おいでやす」
という歓迎のことば。
「いらっしゃいませ」に慣れているため、大変新鮮。
京都は、第一印象から、一枚上手だ。
何かと人の上をいく・・・。
京都のおもてなし力のもとは、言葉か、と再認識する年の瀬。