思索と企画・創作にOff なし

海外に行くというと、「どこに?」「なんで?」「いいなあ」との言葉を多くいただくが、正直、その答えに困惑することが多い・・。そんなに何が気になるのかと思ってしまう・・。
日本の各地に出向くことと、そんなに動機は変わらないし、人がちょっと変わったところに行くことが、そんなに気になるのかなと不思議に思う。
日本人は、島国に生きているから、海外に出るということは、とても非日常なのかもしれないが。
商談をしたり、営業に行くするだけが仕事でもなく、いろんな世界を見ながら見識を深め、広げつつ、自分の課題に活かすことは大切な仕事だと思っているため、国内外とも直接収入につながる仕事でなくても、大切にしている。
出向くことで得られる貴重な情報や体験は、その後の企画や創作生きているし、活かすし、そしてその過程をもちろん楽しむ。
仕事は楽しいというと、遊びのように思われるが、私にとっての仕事は労働ではなく、創作であり企画であるから時間や場所は関係なく、いつでもONモード。
歩き回る、動く、頭と心を自由にする。このことはこの仕事に一番重要なこと。
仕事から解放されたいと思ったことはないし、解放されるべき存在でもなく、
もともと解放されているし、仕事と人生は一体である。


ONOFFなしの仕事をしている・・という話が通じるのは、芸術や創作活動にかかわるアーチストたち。
生きている時間で何を生み出すか、何を伝えたいか・・と何をしていても考えているため、これをONかOFFかといわれても答えに困る。

働き方改革とは、無縁のわが人生。

働き方の前に、生き方、生きざま そして働き方というよりも、働き甲斐の方が重要だ。

そんなことも踏まえ、
自由に動き、見聞を広め、見識を深めながら毎日を楽しんで生きる。
と、そんな生き方がやっぱり好きだ、
人生は創造的に生きたい。


ベートーベンも、リストもOFFという発想はなかったのでは?思いつくことを仕事にする人、仕事を創る人はいつもONなのだ。

人生と仕事はイコール。
生きることが仕事、すなわち創造であり、もしかしたらそれ自体が営業であり広報かもしれない。

すべてはつながっている。ただ、それだけのこと。
偉大な仕事人たちの生きざまに触れると、自分自身の道の振り返りにもなる。


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