コンサートでおもてなしが伝わった!!?

先日の岐阜新聞のミニコンサートに初めておいでいただいた方に感想をいただいた。開口一番
「もう、どこをとっても、昌子さんのおもてなしの心が伝わりました。」
と言われ、ああ、そうか~と心にあたたかいものが流れるのを感じた。
ああ、これでもいいんだ。これでいいんだ・・・と。


青春時代、意地をはってピアノから遠ざかった時間に比例し、技術力が低下し、少し悔しい気持ちになる自分を励ます、勇気づけるありがたいお言葉である。
その方はまさに、お客様商売をされているので、おもてなしについては、意識が高いはず。プロに理解されるとは、光栄なことだ。

「お客さんの顔を見て、反応を見て、演奏する曲を変えたり、言葉をかけたり・・そんな昌子さんを見て、そう思いました」

プログラムにも曲目を書かないのも、わけがある。
練習不足のまま、本番になることも多く、曲目を直前まで考えたいということもあるが、本番お客様の層や、好みによって曲目を変えることが多いため、詳細を書かない。
その方には、そんなこともお見通しだったかもしれない。

美しい演奏をお届けしたい。この気持ちはある。だからもっと練習をしなければ。そして、私の場合は、技術よりも心を、💛を伝えたい。
人々が笑顔に、元気になるステージを創りたい。

クラシックピアノを無謀にも捨てた18歳のときから、約40年。
クラシックの良さも改めて分かり始めている。
それも活かし、私なりの、演奏を。ステージを。

おもてなしのコンサート。まさにコミュニケーションクリエイターがすべき
表現は、これなのかもしれない。

新しいお客様が、そんなことを教えてくださった。

ありがたい。まさに56歳に向けてのバースデープレゼントだ。

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