平和で自由が一番。

フランシスコ教皇のメッセージからは、聴いているだけで、じんわりと伝わってくるものがある。
どこまでも利他のために生きている方からのお言葉だから。


そして、純粋な力に人々は心揺さぶられる。世俗のさまざまな争いごとを本当の意味で、俯瞰しながら正しいこと、
真なるものが何であるかを伝えておられるのだと思う。


何を信仰していても、平和を求めることは人類共通の永遠の課題であり
希求すべきこと。
そして、自由も人間が人間らしく生きる上で、もっとも大切なこと。
不自由な時代にも信仰を続けてきた長崎の方に、教皇さまは思いを強く
されたことだろう。まず、長崎市の西坂で二十六聖人への祈りを捧げられたことがそのことを物語っている。

平和も自由も当たり前ではなくなってしまった。
現代に生きる日本人は、もっとそのことを意識しなければならない。
と、対岸でおきるさまざまなことを見ながら、改めてフランシスコさまのメッセージをありがたく受け留めたい。

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