今こそ量より質!

このところ目にする「最長〇〇」と報じているニュースを見て、耳にする「外国人観光客数が過去最高」という報道を聴いて、違和感を感じる今日この頃。

長いから、多いから何なんだ。
それを目指すのは、かなり時代遅れな感じもしている。
長寿社会も同じだ。長く生きればいいということではない。

その仕事の、その現象の価値は、量や数字ではないはずだ。
その中身が大切なのだ。

どんなに長くても、それが害になっていることもある。

もうそろそろ、そこではなく、中身を重視したい。

こんなに人のために尽くした、こんなに骨折った、こんなに感動された・・
人のために何をしたか、それがみんなにどんないい影響をもたらしたか
こそが大切だ。

短命であっても、意味のある仕事をする人がいい。
人々から尊敬され、惜しまれる人。
目立たなくても、しっかり人の役に立っている人を讃えたい。

最近、世界を見まわして、権力と尊敬は相いれないものなのかな・・とつくづく思っている。

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