フランシスコさまによろしくお伝えください。

4年前のアホなる思い出話。自作のフランシスコ・ザビエルの曲を、バチカンにお住まいのフランシスコ教皇にもぜひお聴きいただきたいと、お手紙とともにCDを送ったことがある。ザビエルさんと同じお名前だからということもあったが、私が好きなブエノスアイレスご出身ということもあり、父と同い年ということもあり、そんなこんなで勝手に親しみをもっていたた。ブエノスアイレスの知人に歌詞をスペイン語にしてもらったり、お手紙をちゃんとした英語に仕上げてもらったり・・。その手伝いをしてくれたのが、わが心友KENさんだ。
KENさんは、人生の大先輩であるが、神戸出身という事で関西人感覚での楽しい交流、マーケティングの世界での接点もあり、彼の定年後もずっとおつきあいが続いている。
KENさんは敬虔なクリスチャンで、無宗教の私に対して、自分とは違った視野からの世界観をいつも教示してくれる貴重な存在。

久しぶりにメールがきた。
「散歩をしながら、久しぶりに(多分スマホ?ウォークマン?から)マーサの曲が流れてきて、懐かしく思い出していた。今月、フランシスコ教皇さまが来日されるのを知っている?そのミサの抽選に、当たったんだ。多分、近くでは見られないと思いますが、オーラだけは感じてきます。また報告しますね」
との内容に、やった!KENさん良かった!と、こちらもガッツポーズ。

きっとKENさんも私のあほな挑戦をサポートしてくれたことも思い出しておられることだろう。「マーサ、フランシスコ教皇のフランシスコは、ザビエルではなくアッシジのフランシスからきていると思うよ。でも、もともと日本にキリスト教をもたらしたのはザビエルだし、同じイエズス会の方だから、ま、送ってみたらいいよ。マーサの思いに共感して、お手伝いするよ」

といいながら、一生懸命翻訳を手伝ってくれたKENさん。
どうぞ、フランシスコさまによろしくお伝えください。

世界の多くの人から、尊敬を集めるフランシスコ様。

私はメディアから拝見する限りしかわからないが、その深い見識と愛には素直に敬意を表すとともに、あの笑顔、表情が大好きだ。
人間は内面があふれ出る。

日本のクリスチャンの方に、そしてそれ以外の人にも、生きる勇気と元気と愛が伝わることを願っている。
父と同じ年齢だけに、私は宗教を越えて、心のお父さんと勝手に思っている。

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