発展の原点、希望の源に。

約半世紀ぶりにまじかで見た太陽の塔。
時々、高速道路からちらり見えたりする瞬間、「!」といつも胸が躍ったが、
今回、公園内のミュージアムに行くため、この近くを通る幸運に恵まれた。
小学一年生だったあの頃。東京オリンピックが終わって、新幹線が開通し、
そして万博。
この太陽の塔は、まさしく世紀の一大イベントを記念する巨大モニュメント
であり、そして今となれば、レジェンド。
50年近く経っても、堂々と手を広げ、空を仰いでいるこの姿。現役だ。
改めて岡本太郎さんは凄いなと、つくづく感心した。
当時、万博には1度足を運んだ。いっちょうらを来て、岐阜から出かけた。
そのときが、世界への興味を持ち始めるきっかけだったのかもしれない。
とにかく大勢の、内外の人が交流する。という場面は、新鮮で、メディアの報道も人々に夢を与えてくれた・・・日本はこれからだ!
という夢をもった、いいスタートラインだった。


時代は変わったが、太陽の塔は変わらず。
人は太陽のもとで、希望をもって生きるべし。勇気をもって進むべし。
大きく希望を抱くべし。
いろんなメッセージが詰まっているような・・・。
子どものときに見た太陽の塔が、今、改めて今をいきる私たちにメッセージを
与えてくれる。
ぶれるな。大地に立って、強く生きろよ。
芸術は爆発だ!素晴らしい。
この塔を見上げたあと、訪問した民博も素晴らしかった。
日本が世界と出会った日。忘れずに大きくいこう。

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