いつからネットが生活の中心的存在に、日々の仕事の、暮らしのインフラになったのだろう。正直、人々はそれに振り回されている感じがする。
一人でも多くの人に検索され、見てほしいならば・・・といろんな工夫をする必要がある。それもすべてネット社会を牛耳る人達によって動かされている。こうしたかったら、こうしなさい。
そのルールにそって、情報を発信していく。
なんだかまさに作られた世界で、どうにでもできる世界で、なんでもできる世界で・・・何を純粋に信じればよいのだろうとも思う今日この頃だ。
昭和の時代といっても、戦争はもちろんまっぴらであるが、
自分たちが生まれ育った時代。まだネットがない時代に戻りたい気持ちが最近
強い。
親世代はそれがなくても生きている。自分たちの価値観で、わかる範囲で生きている。井戸端会議も健在で、その方が人間らしくて、幸せのようにも思える。
何でも知っている必要がない。信じるのは目の前に見える人、これまでのつながり。
人生はリアルだ。
ネットに依存することを極力避けたい。
ググるは、頭を悪くする。自分で考え、解決する力を衰退させる。
とわかりつつも、日々、ネットなしでは生きていない自分がいて、とても複雑だ。
できれば、なしで済ませられる、ネットを越えた力を、個性を持つ人間になれるように自身を鍛えたい。
もっと会話を、肌感覚を、五感を、本当のコミュニケーションを大切にしたい。