巻き込むと、みんな楽しくなる

image講演会でも、コンサートでも、ディナーショーでも人数の多少に限らず、盛り上げるコツとして必ず相手を巻き込むという手法があることを、体験的に学んできた。
いきなりあるお客さんに突っ込みを入れたり、ふってみたりすることで場を一緒に盛り上げる空気ができてくる。顧客参加型の徹底だ。サプライズのコラボもいい。
もちろん自分の世界をきちんと表現したい部分は、きちんと見せる、魅せる。そこに注目してもらうためにこの場に興味をもってもらうために、一工夫が必要である。本番がスタートしたら、会場内のターゲットを探す。よく注目してくれている人、よくうなづいてくれている人などがまずわかりやすい。ときには知り合いをサクラとして手始めに・・というのもありだろう。
クイズ形式にする、問いかけ風の話し方を心がける、拍手を求める、輪唱してみる・・・。ちょっとしたプレゼントをつけるのも時にはいい。心づくしの参加型のイベントで会場を一体感で満たす。「楽しかった」「良かった」「よくわかった」という声を聴けた瞬間、ほっとする。巻き込む、巻き込まれる・・このシーソーゲームが結構楽しい。だから相手によって、内容も変わる。
2日間のトークショーは、そんなわけで無事終了。2回目のショーのあと、私より年上に見える、ひとりのお客さまがステージに来られ、「わたし、あなたと同じ名前で字も同じよ。年も同じ25歳。」と笑顔で声をかけて下さった。トークショーで言った冗談がしっかりインプットされている。ああ、しっかり参加していただいていたのだと、うれしくなる。
また、花のイベントに出ている私に「花よりダンゴでしょ」と、本当にお団子やお菓子の差し入れをいただいたのも嬉しかった。チューリップがいっぱい。新潟の春がやってきた。写真は、サプライズで、演奏に合わせてお花の専門家上木優子様に10分で作っていただいたスペシャルアレンジメント。

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