若者と向き合う時間。

30歳になる若者とコーヒーを飲む。仕事の話のために会ったのであるが、
そちらの話が一区切りしたあと、その青年は
「『人生は観覧車のように』の本を読ませていただきました。いろいろ考えさせられることが書いてありました」
と話を切り出してきた。正直、その若者が8年前にリリースした本を読んでくれているとは驚いた。
一生懸命働いている人、これから責任をもって人を育てていかねばならない人にも、〜人生は観覧車のように~の考え方が伝わるのだと、静かに感動。

「ぜひ、新入社員とか2年生、3年生にも生き方というか、仕事への向き合い方を教えてやってほしいです」とも言ってくれた。

もし自分に子どもがいたら、30歳の子がいてもおかしくない。そんな若者に共感をされることは、とてもありがたく、私自身の刺激にもなる。
年上には恩返し、年下には自分の経験を生かした伝達と、時にはいい意味でのナビゲーション。教育とかいうと大げさだ。導くことが大切で、主役はあくまでもご本人たちだ。
若者との出会いがうれしくてたまらない、今日この頃。

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