いやはや、本当にお世話にならないとわからない、福祉や医療の世界の大変さ。
日々の仕事では、その業界の方向けの勉強会や、関わりもいろいろもたせてもらっているが、父親がお世話になることになって、本当にこの仕事の大変さや
ありがたみが身に染みる今日このごろ。
経済優先の社会になり、共働きの人が増え、一方、介護や看護を長時間必要とする人も増え、今日の福祉サービスがある。
ふた昔前には、介護サービスはこんなに充実しておらず、在宅介護という言葉もない時代、多くのお年寄りは自宅に住み、家族が世話していた。施設はこんなに充実していなかったと思う。
長寿社会になり、さまざまなサービスが増え、段階別にきめ細やかに用意されている一方、若い人の離職率も高いとも聞く。
若い理学療法士さんや看護師さんが、かわるがわる父の容態を見ながら
サポートしてくださっている。技術だけでは務まらない。程よい接客、コミュニケーションスキルも必要な仕事。多くが老いた患者たち。彼らに優しく向かい、手を取り、足をさすり、体を起こし、食事から排泄の介助まで、、、。
仕事だからとはいえ、本当にありがたい。自分たちではできないことばかり。
敬老の日、改めてこれからの社会に欠かせないのは医療、福祉サービス。
この仕事に取り組むみなさんに今、改めて感謝したい。
世界一高齢者を多く抱えるこの国の行方は、しれないが、、、。