親の高齢化により、疾病により、これまで出会うことがなかった世界の人とのかかわりが増えてくる。
福祉の世界、医療の世界は、若くて元気なうちにはあまり関係がない。
しかし、年をとると何か起きる。やっぱり起きる。人生は無事では済まない。
このたびの緊急事態。そのときには近所の方が助けてくださって、行きつけの先生の助言もあって、その後、病院や行政の包括センターという、少し前まで存在すら知らなかった組織で働く、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーといった方たちのお世話になることになる。
福祉、医療の世界でお仕事されている方たちの知識や経験は自分にはまったくないもので大変助かるし、こういうときのためのお仕事であることも知り、尊敬の念が湧いてくる。
などなど、これから、この世界とのかかわりなしでは、生きていけない。
家族のため、親の最善の最期に向け、いろんな方にお世話になりながら、と思う。それにしても、世の中のしくみ、流れをまだまだ知らないものだ。
何か起きないと、そのときにならないと、わからない。
まだまだ、世間知らずの自分であることを再認識する今日この頃。
みなさまのおかげで、周囲のおかげで、自分も家族も生きていられるのだと
心から感謝。なんだか、毎日さらに感謝の思いが増えている・・。