生粋のおもてなし人たち。

京都の人って、やっぱりすごい。
さりげなく、おもてなしをされる。
私の周りにはそんな方が多い。

久しぶりにお会いする人、頻繁にお会いする方、どちらも
ちょっとしたお土産を持参される方が多い。
この1週間 何組かの京都人と面談、再会の機会をいただいたが、
共通していたのは、京都のお菓子や珍味を持参されたこと。
いずれも、京都ブランドのこじゃれた、あるいは老舗の一品。

しかも大きすぎず、バッグにそのまま入りそうな・・・というサイズへの
配慮もなかなかだ。
他で変えないものをお持ちいただく方、「ちょっと変わった売り方している店が
あったよ」と話題と一緒に変わったパッケージに入ったものを持参される方、打ち合わせの最後にさりげなく「はい」っと渡してくださる方・・・。ある方は相手が大勢であっても、必ず京都の老舗のお菓子を1つづつ配布される。
その心遣いが、とても憎い。

そんな京都人とのおつきあいが長いせいか、私も誰かと会うときにちょっとしたものを用意するのが習慣になっている。最近行った場所のもの、珍しいもの、応援しているお店のもの・・。いずれにしても、話題が大切だ。

それにしても、京都にはお菓子がいーっぱいあるため、贈るには困らない。
名古屋といえば・・。
最近は、名古屋の駄菓子ですとかいって、しるこサンドを差し上げるがせいぜい・・。これはこれで好評であるが、選択肢は、京都に断然負ける。

京都は、本当におもてなし世界一の町かもしれない。

ちょっと小粋で、こじゃれて、品があって・・・、見るだけで、いただくときの気持ちだけで、とても幸せな気持ちになれる。

パッケージ含めてのデザインセンスも抜群だから、もらってとてもうれしい気持ちになれる。さりげない、ちょっとしたおもてなしの気持ち。
京都には学ぶことがまだまだ多い、そしていくつになってもわくわくする魅力が詰まっている。

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