定年退職された方で、その後もお付き合いが続くのは、仕事を新たに始めて意欲的に社会との関わりを持とうとされている方、もしくはビジネスライフとは全く違う、地域やご自身の得意な領域でボランティア活動などされている方たちがほとんどだ。
定年後しばらくして年賀状も卒業と言って来られる方とは、残念ながらお会いする機会もなくなって、関係もフェイドアウトになってしまうが、それを求めておられる場合は、やむを得ないし、その気持ちもわかる。
もちろんいつまでもマックスに付き合い続けることはできないので、交流の数を絞っていくことは正しいと思うし、自分もだんだん交友関係を絞ってきている点では同じだ。
いずれにせよ、人生は生きて行く限り、自身の可能性を尽くし、充実した時間を過ごし、できれば周囲にも喜んでもらえるのがいい。
定年をいつ迎えるかは別として、ひとつの節目を終えたら、心新たに生き始めるという選択をとりたい。
定年後は、新たな人生のはじまり。会社の肩書きでなく、自分の経験を生かして、新たに勝負だ。
hいったん、ただの人になることを恐れず、創造的な肩書きを考えて、周囲もハッピー、自分もうれしいそんな生き方をしたい。
定年後、ただの人になったところから、真のおつきあいが始まる。
最近の、この世界での出会い、おつきあいが新鮮でうれしい。