卑近な話であるが、自宅のベランダに苦手な生き物が飛来してくる。
人間以外の動物のことは、本当にわからないため、どうすれば違うところへ行ってくれるのか途方にくれる。ハーブとくにミントの観葉植物をおいてみたが、At暑すぎて枯れてしまい、そのにおいの効果もなくなってしまい、自然に忌避する方法がないかと思案・・。早く仕事に集中したいのに・・・。確かに最近ではネットを開けばなんでも出てくるから、本当にありがたいがあんまり検索していると、その生き物が好きなのかと思われて、パソコン画面に勝手にその画像が出てきて、気分が悪くなる。このユーザーはどんな情報を探しているか、求めているかをまさにAIが探知し、求めていないのに余計な情報まで提供してくれる、困った一面だ。と、そんな不要な経験もしながら、とにかくその生き物と距離を置くことに格闘。
共生社会なのだから、何とでもうまく生きていかねばならないが、苦手なものは苦手なのだ。
話を戻す。ネットを見ながら、その動物の習性などを断片的に知る。ドラッグストアに行ったついでにそれを忌避する商品はないか探すが、ない・・。
専門業者さんに電話して、教えてもらう・・。どんな場面にもそれを仕事にしている人がいることにも驚く。
・・・と、まあ、結果的にはいろんな情報を自分なりに分析して、とがったものを置けばいいのではないか、とか嫌いだと書かれている植物の臭いを付けた
ドライフラワーを隅々においてみたり・・・。
とにかく、どうすれば来なくなるかについて思案する。
自分を守るために、自分には理解できない、他の動物のことを知ろうと真剣になるのだ。
一方的ではあるが、小さな戦いに勝つため、敵を知ろうと努力し、出来ることはなんでもしようとする。
これは日々の仕事でも同じこと。
この課題をクリアしたい、このことに負けたくない。この人には勝ちたい。
と思えば相手をとことん研究しようという気になる。
とくにピンチのときほど、真剣そのものである。
相手を知ることから、すべてがはじまる。相手が人間も難しいが、動物の方が難しい?
いや、今の世の中はどっちも難しいのかもしれない。
と、いろいろ勉強になる、夏のわが小さな格闘時間。