どう見ても花より団子に見える私が花のイベントのステージに。。。というのは大変場違いであるが、それでもそのイベント~フラワーウェイブ新潟イン2015~でのステージ初日が無事終了した。
あらかじめおいでいただけるお客様が決まっているライブとは違い、これはまったくのオープンスペース。お客様はすぐに動いてしまう。いかに会場の椅子を埋め尽くすか、立ち見を増やすか、そのままそこから離れないようにさせるか。自分のトークや演奏の内容よりも、お客様の流れが気になりながらの本番。これは実にいい勉強の場だ。誰でもそこに入れる、席をたつのも自由・・・そんなイベントならば、本当に内容がよくなければ、面白くなければお客さんは去っていく。前半はプロジェクターで写真を見せながらのトーク、途中でお花のアレンジメントとライブのコラボショーをアドリブで挿入、その前後に花と絡めた弾き歌いを展開。1時間の持ち時間ではあるが、お客さんは我慢して座り続ける必要がないため、瞬間たりとも気が抜けない。最初は空席もあったが、だんだんお客さんが集まり始め、笑いや拍手も起き、最後は立ち見もズラリで、主催者からも「想定外に良かった」と??な評価をいただき、関係者一同笑顔で終了することができた。
信濃川の堤防で雨ライブをやったことがあったとき以来のオープンスペースでの本番。しかも写真や言葉でのお話は聞き手に目的がないと興味関心が続かない一方、音楽はどんな人を惹き付ける可能性があることも再確認。
いかに自分のことを印象付け、立ち止まらせ、ずっとそこにいてもらえるか。普段みなさんに話しているAIDMAを自らがフル実践だ。
2日目はどうなるか?時間帯も違い、きっと違う展開。本番力は集中力と柔軟性だ。最後のステージ、きれいな花とコラボしながら、飽きさせない工夫、プチ感動の工夫をがんばるとしよう。
お客様を逃さないライブは、自らを鍛える絶好の機会
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