神さまの贈り物、ひと匙の梅ジャム

朝に欠かせないものは、人それぞれだ。私の場合は寝起きの一口アイスに始まって、私流のブレックファーストがある。心も体も、そして頭もすぐスッキリ目覚めるように自分の生活習慣や体質に合うものをいただく。

最近、とてもありがたいのが、長崎のかくれキリシタンや、遠藤周作の作品で知られる外海で、明治時代に地域に活躍されたド ロ神父が遺した旧救助院で、活動をされているシスターからいただいた梅ジャムだ。

なんとシスターの手作りだ。貴重なひと瓶をいただき、1日おきぐらいに、スプーンにちょっとだけ載せてちびりいただく。

梅は酸っぱいから朝いただくと、食欲も湧いていいわよ。

と言って先日くださった。

世界遺産に登録が決まって忙しい日々の合間に、ご自身でドライフルーツやジャムを作っておられる。自給自足をされている。

貴重なジャムを口に入れる瞬間、外海の景色や志津教会やそして笑顔のシスターの顔が浮かぶ。今日はどんな朝をお迎えかな、あっちのお天気はどうかな。

一口のジャムで幸せな朝が始まる。今日もどうぞお元気にいてください。

このジャムはお店で買うものと違って、値段もなく、その時しか作れない味。

神さまに仕えるシスターの愛が入っている特別なもの。なくならないように、丁寧に丁寧にいただく。

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