出馬する人たち

いろんな春があるが、選挙の春と意気込む人も、まわりに何人かいる。ある人は元食品関係の会社につとめていた。
地元を活性化したいという思いで出馬するために退職をし、準備をした。退職後にすぐに面談を求められた。選挙区にいない私であるが、彼は思いを私に語った。あれから2年あまり、今ごろはその準備でテンションも上がっていることだろう。
もう一人は、うちに通ってくれた元宅配会社の社員。私が出張中であれば、出先まで電話をくれ、「今日、冷凍届いてますけど、いつ帰ります?」という具合にかなり融通を利かせてくれるできるサービスマンとして一目おいていた人だ。
今年初めに、なぜか年賀状をくれた。自宅の住所が書いてあった。そのうち何かするんだなと予感したら、3月1日、郵便受けにその人からの封筒が入っており、中に自分のパンフレットなどが入っていた。そうか、選挙に出るつもりで、計画的に地元でのドライバーもやっていたのかな、年賀状もそういうこと・・・などなど思い当たった。
サポーターとして登録するかどうかは別として、出馬を決めた彼に会って話してみたいとは思った。
そんなこんなで、周囲に町を変えたい、町を元気にと意気込む人が現れる。同世代の仲間のこの意志、よく理解できる。
いずれにせよ、無心に、純粋に。人のためにがんばれる人を応援したい。プロの政治家はいらない・・とつづってあったパンフレットのコピーに共感している。

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