わがふるさと岐阜のチームは、早い時期に敗退してしまい、さびしい限りであるが、新潟の日本文理高校が準決勝まですすんだ。
新潟は全国でも有数の野球立国である。朝野球がさかんであり、大人も子供も野球が大好きだ。前にもブログに登場したが、野球人生!というマスターが経営している居酒屋もあり、野球が人々を健康に元気にする…新潟に行きはじめてそのことを学んだ。
タクシーの運転手さんとも、その話題から会話がはじまる。先日もちょうど試合時間かな?というときに車に乗ったので「勝ってますかね?」といったら、「さっきまで勝ってましたよ。ちょっとラジオ付けましょうか?」と運転手さんがラジオのスイッチを入れた・・・するとちょうど、大逆転される瞬間で、私たちがきいている2~3分の間に3点を一気に入れられ、逆転されてしまった。「ああ、ラジオつけなかった方がよかったですかね。消しときますか」とラジオをOFFにし、負けたか~と思って残念に思い、その日ホテルに戻って夕刊をみると、なんと9回裏で再び大逆転、さよなら勝ちをしていたのだ。新潟日報では号外も出たそうで、びっくり!負けたと思っていたのに、どっこい!である。サッカーのドキドキとまた違う、野球という日本人の気質に合うチームスポーツ。また粘る新潟人にはこれまたうってつけのスポーツかもしれない。ビジネスマンたちも、彼らのがんばりはげみに頑張る。高校野球はプロじゃないからいい点があり、若者の夢の途中というところがまたいい。今回の準決勝は残念な結果ではあったが、よく頑張った。
高校野球は時代が変わっても、変わらぬ日本の夏の風物詩だ。
がんばれ、ニッポン!なぜか勝っても負けても泣いてしまう。がんばる人が大好きだ。
高校野球は、日本人を元気にする!
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