マイウェイをひたすら・・

この20余年、いや思い起こせば若かりし日を遡っても、誰かが歩いた道をそのまま歩き続けるということは苦手だったような気がする。誰か先人が歩いてきた道もしばらく行くと、ここじゃないかも、と開拓されていない雑木林に足を踏み入れたり、みんなが通る舗装された道が歩きづらくて、脇道を探してみたくなったり・・・そんなわが人生。

「マイウェイ」という歌がある。フランクシナトラが歌い、世界中でヒットした。おそらく多くの人は、自分は自分の道を歩みたいという夢を持っている。でも、なかなか思い切れないのが現実。だから歌が売れる。あの歌を聞くと夢と希望で胸膨らむ。この季節にふさわしい歌かもしれない。

最近、改めて、人生の道はあるものではなく、つくるものだとつくづく思う。

もちろんどこに行きたいかの目的地がなければ、道も作りようがない。

まずはどこへ?人生のデスティネーションをしっかりもつこと。そこが真剣であれば、道は開ける。

最近そんなことをよく考える。
心から尊敬する人は、皆、道をつくってきた人だ。
人が敷いたレールを進んでも、自分の目的地に行くとは限らない。
もちろんいろんな道を選びつつ、目的地に進むという生き方もあるだろう。
でも、今は、まだ
道なき道を自分で創りながら進むことを楽しみたい。

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