情熱のチームワークで創る悦び

人は何に一番感動するのか。
それは人それぞれに違うかもしれないが、仕事、作品そのもののすばらしさもあるが、それを一生懸命表現する、やり遂げようとする、そのパフォーマー。
観客に喜んでもらうために、お客様に満足してもらうために、一心不乱に汗をかき、全身全霊でステージで歌い、舞い・・。
バレエでも、演劇でも、演奏でも最近は、演者のことが気になり、そちらについ目がいく。
シルクドソレイユは、残念ながら生で観たことはないが、朝、たまたま映像で観ることができ、オーケストラとサーカスの見事な融合美を知り、さまざまな刺激を得る。
バレリーナ―たちがステージの空中を舞う、体力の限界の限界に挑戦する。
各曲の合間、パフォーマーの入れ替え時に場を盛り上げる、ピエロの存在。各パフォーマーの緊張の演技の間のリラックスタイム。大切な場面転換だ。
そして、
ダンサーたちの踊りをしっかり支えようと、心を合わせて演奏するオーケストラの面々。
これらが一体となり、シルクドソレイユの作品が完成していく。
これを見ながら思ったこと。
どんな作品も、仕事も情熱のチームワークが感動を創る。
関わる全員が観客に感動を与えることを目的として、一生懸命に自分の役割を果たす。いい加減に、妥協して取り組んでいるメンバーがひとりでもいたら、感動は生まれない。
できるできないではなく、やるかやらないか。
今、自分が直面している課題をこのシルクドソレイユに置き換えてみる。
自分はオーケストラの一員か、指揮者か。ピエロか、パフォーマーか。
この役割は課題によって変わるだろう。
ただ、どの役割もステージを完成させるためには、不可欠な存在だ。

命がけの演技を大汗をかきながら、笑顔で舞うバレリーナ―に心うたれる。
笑顔で汗をかく。
ここ、参考にして進んでみよう。

一生懸命にみんなで創る仕事。自分がどの役割になれば、うまくいくのかも
想定しながら、クリエイティブもビジネスも、ぜひシルクドソレイユを目指して取り組んでみたい。



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