無音の時間の爽快さ

まず、目覚めたらテレビのスィッチを入れたり、音楽を流したり、「ながら」で仕事をしたり、日々の時間を過ごすことは、ごくあたりまえになっている。
なんとなく音がないと寂しい、時計代わりであっても、音ありの生活が前提で暮らしている。
ではあるが、あるとき流したいものがなく、無音にする。
しかも朝4時前といったまさに、早朝。
通行量も少なく、車の音もしない。

しーん、と静まりかえった時間。

なんだか心が落ち着いてきた。
そうだ、これは座禅をする、瞑想する。と同じことだ。
音を消すだけで、本当に世界が変わってくる。

今も、無音のなかでこれを書いている。

キーボードを入力する音だけが聞こえてくるが、普段より静かにと心すると、なんだか落ち着いてきて心が澄んでくる感じ。

時は音を立てないで、過ぎていくのだ。
このことにちょっと怖さも感じつつ・・。

1日にほんの少しの時間でいい。無音の時間をつくり、自分と向かい合うことに
しよう。

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