きたきた詐欺!にご注意!

アポ電とかいう、そこで使うか?という言葉がにわか流行、なんとも気味悪い世の中だ。NHKでも毎朝、さまざまな手口の詐欺への注意喚起の報道をしているが、「気をつけましょう」と言っていても、その番組自体をその犯人たちも見てそのさらに奥の手を考える・・ということもあるので、完全防止というのは本当にむつかしいと思う。
せめて、親と毎日コミュニケーションしていれば、大丈夫かなとは思いつつ、最近は、親世代だけではなく、自分にもそういった危険が及ぶこともあるので、本当に油断も隙もないと、憂いを感じる今日この頃。

旧住所に、その詐欺ハガキが届き、現住所まで転送されてきた。
消費料金未納の最終通告・・なるタイトルの一見、公的機関からの文書っぽい内容のはがき。それを手にしたときは、一瞬頭のなかで、「未納のものなんかあったっけ?」と素朴な疑問。消費税と間違えて、税理士に確認するか?いや、消費税じゃなく、消費料金とある。そんな言葉はないはず、おかしい、むむ?もしかしてこれは??すぐネット検索すると、やはりその手の詐欺ハガキであった。
記録だけして、そのまま破棄。
絶対に記載の窓口に問い合わせなどしてはいけない。無視するのが一番。

なぜ、自分宛にそんなものが来るのだろう?その名簿はどこから?以前、別の詐欺ハガキが知り合いに届いたことを聞いたことがあった。
たった1本の電話や1枚のはがきで、人は不安に思い、うろたえ、人によっては思いもよらぬ行動をとってしまう。このたびは、命まで奪われてしまうという悲しい事件もあったようだ。

こんな社会がとても悲しい。とくにお年寄りや弱い人を相手に悪事を働く輩は絶対に許せない。
苦しくともまともに働き、まともに生活し、そこから生きる喜びを得る。
人生に近道はなし。絶対に、だまされないという意識をもたねばならない・・世の中は、悲しい。
生きづらい。今の世の中。

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