ちょっとすぐメモができるということは大切だ。メモとはメモる。メモリーに残す。そう記録しておかないと忘れてしまう。
自分の中から湧いてくる何かを表現したいとき、言葉や文字、音符が有効だ。とくに言葉と文字は万能なコミュニケーションの記号。
各種情報ツールがなくても、ペンと紙があれば電池がなくても、何はなくともとりあえず記録できるのだ。
記憶のために、記録のために、書く行為は必要だ。もっと昔は口述で記憶、記録していた時代があったと聞き、驚くが、これは自分以外の人間が必要だ。しかし書くことは自分ひとりで成り立つコミュニケーション行為。
いつでもペンと紙を持ち歩くことは、やはり心がけたい。もちろんそれをスマホで行うという方法もありだ。
が、ペンが紙に向き合う瞬間が、とてもいい。すらすらっと頭の中から湧いてくる泉のように文字や言葉が出てくると面白い。
もっと書けるようになるためには、もっとうまく残すには、日ごろから読むことに慣れている必要がある。
いずれにしても、ペンと紙。は自分の中の才能の神様が登場するかもしれない瞬間なのだ。
ペンと紙、ペンと神。
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク