ひとつひとつ、やり切るのみ

年度末に向かい、周りではいろんな動きがそろそろ。転勤、移動。特に宮仕えの仕事では、それが我が勤め、我が運命と、悲喜こもごもの春。日々の暮らしのバランスが崩れそうになると、誰もが慌てる。計画的な人生は、なかなか全うできない。希望どおりに道が拓ける場合は良いがそうとも言えず。

社会で生きている、誰かと関わり合いながら仕事する場合、組織の変化の影響も受けることしばしば。特に組織に属さない場合は、自由の反面、保護されないため、影響が突然にという場合もあり、気をつけないと路頭に迷うこともあるやもしれない。

いざという時に困らないようにするには、日々の仕事をひとつづつしっかりこなしていくこと。全てはひとつひとつ。仕事も出会いも丁寧にひとつづつ。

たとえどんなことがあっても、自分の心に曇りがなければ、ひとつひとつ進めていけば、道は必ず拓ける。

と、そう信じて、人生のシーソーゲームをゆっくり進む。そう、年度末は自己調整期間でもある。世間の荒波に埋没せぬように。

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